ぴったり1年で退職。私が建設業界を去った理由とは
都内にある大学の学部を卒業すると同時に中堅の建設会社に新卒で就職しました。
就活では苦労をして、第一志望にしていた業界関連の企業はすべて落とされ、
その業界のいわば請負をしている建設に目を転じ、
いくつか回った中で一番規模が大きいからというだけの理由で
先に挙げた中堅建設会社から内定をもらいました。
あとで知ったことですが、その会社に限らず、中堅建設は途中退社が日常茶飯なので、会社の規模に関わらず、大量採用をする傾向があるのだそうです。だから私でもすんなり内定がもらえたのだなと思います。
まず、卒業する年に総務部から来た年賀状にあれっと思いました。
社名がミスプリだったことです。某社の総務部にいる姉からは、
うちの会社だったらこんなことは考えられないと言われ、恥ずかしいやら情けないやら、正直私もあまりちゃんとした会社じゃないのかもしれないと思ったりしました。
つまらないことですが一事が万事、
入社後もおかしいなと感じることが多々ありました。
研修が終わり、現場に配属されて3週間位したころ、ここは自分のいるべき会社じゃないと思うようになり、2ヶ月目に辞める計画を立てました。
3ヶ月目に上司に相談をして、ぴったり1年後に後輩の入社を待たずして辞めました。1年後に転職したのは建設と近いながら違う業界でした。
会社からは怒られました。あまりに計画的過ぎるとなじられもしました。
今思うと学生時代もっと業界研究をすべきだったと思います。
何より勉強すべきだったと思います。
1年間の経験は何の役にも立っていないからです。
おそらく3年いても同じだったと思います。
本心で行きたい所、そこに行くべきです。