ブライダル業界を退職した理由。私が就いた次の仕事先
私は、趣味であった旅行業界・そして就職活動をしていく中で興味を持ったブライダル業界を中心に就職活動を行いました。
その中で、ブライダルの大手といわれている企業から内定をいただき、自分のやりたいことと合致したため、その会社に就職することにいたしました。
ブライダル業界というのは華やかな世界のように世間には映るかもしれませんが、実際はとても地道な作業や、細かい作業、そしてお客様の一生に一度の大切な日ですので絶対に失敗やミスというものは許されないため、何重ものチェックが欠かせない神経の使う仕事でした。
私は、スタイリストとしてとあるホテルの婚礼衣装室に配属となったのですが、新入社員はとにかく動く!という体育会系の社風だったかと思います。
その中で、入社してすぐのゴールデンウィークには独り立ちというスケジュールで、一日3・4件接客というのは当たり前でした。
接客時間は約2時間の中で、お客様には約6~7着をご試着いただくのですが、しゃがんで着せる・しゃがんで着せる・しゃがんで畳む、などを繰り返し、そして、重いお衣装を運ぶ、、、など体力仕事でもありました。
そんな中、約1年後、朝から晩まで立ちっぱなし、さらには昼食もとる時間がないなどに加え、体力仕事というところが重なり、私は坐骨神経痛になってしまいました。
朝起きたら立てなくなってしまっており、どうにもこうにも動くことも立つこともできなくなり、救急車で運ばれました。
これまでの文章を読むと、ブラック企業だ。と思われるかもしれません。ですが、私はブラック企業と思ったことはありません。なぜかというと、しんどい思いよりも新郎新婦様の笑顔を見れたり、ありがとうと言ってもらえることの方が嬉しいからです。
本当に素敵な仕事だと思います。私も続けられるものなら、ずっと続けたい仕事ではありましたが、お医者様より、「仕事を辞めるか、子供が産めなくなるかのどちらか」といわれ、仕事を退職することにしました。
そのあとは、通院しながらリハビリを行い、ほぼほぼ治った時に、次の仕事を探しました。求人サイトを使用して探したのですが、人材派遣のコーディネーターとして採用いただきました。
私はやはり、人と接する仕事がしたいと思っていました。また採用してくださった企業もコーディネーターとして人当たりなどがいい人材を求めていたので、そこが合致して採用いただけたかと思います。
初めての就職が体調というところでうまくいかなかったのは、とても自身にとっても辛い経験でしたが、その時に培った接客スキルなどを次の仕事に活かせれたことはいい経験になったと思います。